こんにちは!ひでもんです。
この記事では次のような疑問にお答えします。
- 大人になってからバイオリンを始める初心者はいくら位の楽器が良い?
- バイオリン初心者はレッスンに通わないと上達しない?
この記事はサラリーマンになってから趣味でバイオリンを始めて10年以上のひでもんが書いています。
この記事の内容は次の通りです。
- 大人のバイオリン初心者はいくら位の楽器で始めるべきか
- 大人のバイオリン初心者が最短で上達したいなら個人レッスンがオススメ
- モチベーションを持ち続けられるか心配ならグループレッスン
- レッスンに通う時間が取れないなら独学もあり
- まとめ
一つずつ説明していきますね。
1.大人のバイオリン初心者はいくら位の楽器で始めるべきか
結論から言うと、大人のバイオリン初心者が最初に使うべき楽器は、
お財布が許す範囲でできるだけ高価なバイオリン
です!
(ただし、数百万円以上とかするものは練習して上達して、楽器の扱いに慣れてからにした方が無難です。)
バイオリンを弾くために絶対に必要なもの、それは言うまでもないですが、
バイオリン本体と弓
です。
他にバイオリンケースやチューナーなどなど、無くてはならないものがあるにはありますが、とにもかくにもまずは、
この2つを準備する必要があります。
知り合いが使っていたものを譲ってもらえるとかラッキーな環境でもなければ、基本的に楽器店から購入することが多いでしょう。
で、バイオリンを扱っているお店に足を運んでみるといろんな楽器があります。
値段も様々なものが並んでいたりして、一体どれくらいのバイオリン(と弓)を買えば良いのか見当もつかなかったりします。
ネット上にはバイオリン本体と弓とケース等がセットになって3万円もしないようなものもあります。
とにかくコストを抑えてバイオリンを始めたい!
壊れたらまた別のバイオリンを買えばいいじゃないか!
という方以外は、これらのあまりにも安価すぎる楽器はやめた方が良いです。
安い楽器は作りもそれなりなので、
調弦してもすぐに音が狂ってしまったり、そもそも調弦自体がうまくできなかったり
という事態が起こりやすいので、
バイオリンの練習が始められない(進められない)
なんてことになりかねません。
バイオリンを上手に弾けるようになりたい!
と本気で思うのであれば、それなりにちゃんとした楽器で始めることを強くオススメします。
それなりに「ちゃんとした楽器」って何?
となりますが、私の場合は
練習したらした分だけ、キレイな音、響く音を出してくれるバイオリン
を選んで始めました。
簡単に壊れそうなもろいバイオリンは最初から除外して探したのですが、全くの初心者でもあり、練習する努力に応えてくれるバイオリンを見極めるのが私には難しかったので、
通うことに決めたバイオリン教室の先生からアドバイス
をもとにして一番最初の楽器の購入を決めました。
購入候補のバイオリンをいくつか先生に試奏してもらって、音色が一番気に入ったのも決め手にしました。
実を言えば購入前にある程度予算を決めていたのですが、買うことにしたバイオリンはそれよりも少し高額になってしまったのです。
が、今考えると結果的にその選択は大正解でした。
少し無理をして購入した楽器だけに、
頑張って練習するぞ!(でないともったいない!)
という気持ちが強くなったんですね。
そのとき意を決して購入したバイオリン(と弓、ケース)の総額は、当時の月給の約2か月分くらいでしたが、10年以上使い続けることができています。
世の中にはいくらでも高価なバイオリンがあって、(上手な人が弾けば)素晴らしい音が出る楽器がたくさんあります。
お財布と相談して少しでも良い楽器で練習するのも上達の近道です。
が、楽器の取り扱いに不慣れな初心者の時期からあまりにも高価すぎる楽器を持つのは却って逆効果かもしれません。
「ちゃんとした」バイオリンを価格から判断するのは難しいです。
あくまでも目安の一つの考え方ですが、「バイオリン本体が5万円以下」のものを初心者が購入するのは上達への遠回りになる可能性があるので注意が必要です。
2.大人のバイオリン初心者が最短で上達したいなら個人レッスンがオススメ
大人になってから趣味でバイオリンを始める場合、短期間で効率的に上達を目指すなら
個人レッスン一択!
です。
バイオリンはキレイな音=人に聴かせられる音を出せるようになるまでがそもそも難しい楽器です。
曲を演奏できるようになろうとするなら尚更高いハードルが待っています。
そんな習得するのに絶大な困難が伴うバイオリンという楽器を、忙しい大人が限られた時間の練習で弾けるようになるためには、
プロの先生に指導してもらうのが一番
の近道です。
バイオリンの構え方や弓の持ち方など、マンツーマンで先生に教えてもらえば大きく間違えてしまうこともありません。
(バイオリン人生のスタート時点で誤った方法を身に着けてしまうと、後々修正するのも難しくなってしまいます。最初が肝心ですね!)
悪いところがあればすぐにチェックしてもらって、悪化する前にその場で治せるのも個人レッスンの大きなメリットです。
また、バイオリン教室や先生の方針によっては、練習したい(自分が演奏したい)曲を課題曲として習うこともできたりします。
例えば教室が主催する発表会で演奏する曲を自分が好きな目標のものにして、レッスンの中で引き方を教えてもらう、とかですね。
これがすごくモチベーションアップにつながります。
個人レッスンのもう一つの良いところは
「ごまかしが利かないこと」
です。
先生からマンツーマンで指導を受けるということは、自主練習をサボってレッスンに臨むと
練習してこなかったことが先生にバレバレ!
になってしまいます。
レッスンを受けてさえいれば上達できるほどバイオリンは甘い楽器ではないので、うまくなりたければレッスン以外に自宅で必死に練習する必要があるんです。
なので、練習をサボってきたことを先生に見透かされないためにも自主練習を頑張る励みにもなるのが個人レッスンがベストである理由です。
3.モチベーションを持ち続けられるか心配ならグループレッスン
バイオリン教室の中には、複数人の生徒が同時にレッスンを受けるグループレッスンを実施しているところがあります。
私も一番最初に教室に通い始めたころはグループレッスンを選んでいました。
グループレッスンの良いところは何と言っても
同レベルの仲間と切磋琢磨できてモチベーションアップ!
できることです。
ほぼ同じころに習い始めた人たちと一緒にレッスンを受けるので、下手さ加減もほぼ一緒の仲間と足並みをそろえて上達していくことができます。
レッスン以外の時間にお互いの良いところやダメなところを指摘し合ったりできるのもグループレッスンのメリットですね。
それと、初めは生徒みんなが弾けなかったはずの課題を、一人が弾けるようになるとこちらも
クソ~!俺だってやってやる~!
と頑張る気がムクムクと膨れ上がって練習に力が入る、ということも多々ありました。
そんなメリットの多いグループレッスンではありますが、デメリットも少々。
私がグループレッスンを受けていたクラスは全員社会人だったので、仕事が忙しかったりすると時々レッスンを休む人も出てきます。
2回、3回とレッスンを休む人がいると、その分、クラスのレッスンの進捗が遅くなってしまうことがあるんですね。
そういう意味では、バイオリンをどんどん上達していきたい、と意気込んでいる人にとって、グループレッスンだと足踏み状態になることもある、ということを頭の片隅に入れておく必要があります。
4.レッスンに通う時間が取れないなら独学もあり
バイオリンを上達するためにはレッスンを受けるのが一番のオススメですが、そのための時間を確保しにくいのが大人の定めでもあります。
そんな場合は
独学でがんばる!
という選択肢もあります。
バイオリンを独学・独習するための教本やDVD、インターネットの動画を参考にしながら弾き方を身に着けていく方法です。
それなら自分の都合の良い時間に取り組むことができますし、自分のペースで上達への道のりを歩むことができます。
さらに!
今はオンラインレッスンも受けられる時代なんですね。
自宅にいながらにして、ネット回線を介してプロの先生に自分の弾き方を指導してもらえるので、本や動画を見聞きするだけではカバーできない、自分の悪いところをチェックしてもらうことも可能です。
教室で受けるレッスンより多少の不便はあっても、自分独自の間違った解釈で練習を進めるよりは格段に効率よくバイオリンを習得できるはずです。
5.まとめ
以上、大人のバイオリン初心者が最初に買うべき楽器とレッスンについてまとめてみました。
一番最初に手に入れたバイオリンは私にとって宝物であり、バイオリンを上達するためのレッスンや練習をする上で欠かせない大切な相棒です。
忙しい日常の限られた時間でバイオリンを上達していけるように、レッスンや教本など上手に活用しながら頑張っていきましょう。
ではまた!