バイオリンを弾くならキレイな音で演奏したいものですね。そのための秘訣をまとめてみました。
いろんな音色の音を奏でられるのがバイオリンの魅力
ピアノは鍵盤を指で押すと音が鳴りますよね。強く押せば強い音が出るし、優しく押せば優しい音が出ます。
バイオリンの場合も、弓をバイオリン本体の弦に強く当ててこすれば強い音が出るのは同じです。同じですが、弓を弦に対して少し傾けてこすると音が細くなりますし、弓をすばやくこすると鋭い音が出ます。つまり弓を持つ右手の動かし方が少しでも違うと、まったく別の響きの音が出るところがバイオリンの難しいところでもあり、面白いところでもあるんですねー。
そんな難しさを持つバイオリンで、自分の理想の音を奏でるための良い方法はあるものでしょうか。
理想の音色を頭の中で想像しながら弾く
プロのバイオリニストの演奏を聴いて、その音色を頭の中で思い描きながら、「自分にもあんな音が出せるはず!」と思いつつ練習すると効果テキメンです。
理想の音をイメージせずに弾く場合と比べて明らかに自分の楽器から流れ出る音色が違ってくるのです。不思議なくらいに。
頭の中でこんな音で弾きたい!こんな音色で奏でたい!と思いながらバイオリンを弾くと、その音が出せるように腕や体が自然に動こうとしてくれるんですね。
ですので、憧れのバイオリニストがいてその人の演奏に近づきたい、と思うなら、その演奏をとことん聴いて、自分が練習するときにはその 音色を想像しながら弾いてみると早道ですよ。