こんにちは!ひでもんです。
仙台市の中心部にあるジュンク堂書店仙台TR店が、今度の日曜日をもって閉店とのニュースを耳にしました。仙台駅前にあってアクセスしやすい上、本の品ぞろえも豊富な頼もしい店なのにもう行けなくなってしまうなんて寂しい限り。
インターネットで書籍はいつでもどこでも買える便利な世の中になりましたが、リアルの本屋、特にジュンク堂のような大型書店ならではの魅力もたくさんあります。
そこで今日は、私が大型書店に惹かれる理由を考えてみました。
理由1)店内が新しい本たちの匂いで満たされている
大型書店には当たり前ですが本がたくさんありますよね。それも新品の本がびっしりと詰まった本棚がところ狭しと並んでいます。
その新品の本たちが発する、紙やインクの匂いなんでしょうか、独特の香りが書店内に立ち込めていて、他の場所では嗅ぐことのできないその香りに包まれる感覚が素敵すぎ!それがたまりません。
たくさんの本が並んでいる図書館の場合も、館内で本の紙の匂いがすることはしますが、それらは本の歴史というか、歳をとった本たちの匂いなので、書店の本の香りとはまた全然性質の違うものなんですね。
それはそれで魅力的なんですが、新しい本の匂いがやっぱり!大好きなのです。
理由2)大型書店ならではの静寂の中に身を置ける
書店、特に大きな書店に入ると実感するのがその静けさです。
買い物客や店員等はほとんど話したりしていませんし、店内にはBGMが流れていることが多いですが、それも本たちに吸収されてしまうので、完全な無音ではありませんが、独特の静けさに包まれた空間になっています。
建物外部の喧騒とはまったく別世界が広がっていると言っても過言ではありません。
そんな物静かでゆったりとした環境だからこそ、何時間でも心地好く過ごせる空間なわけですね。
理由3)気になる本を好きなだけ選んで好きなだけ読める
大型書店にはたくさんの本が並んでいます。
しかもあらゆるジャンルがそろっているからたまりません。
政治、経済、文学、歴史、心理、宗教、自然科学、工学、芸術などなど、およそ人類が想像できる分野のことはすべて、網羅されてるんじゃないでしょうか?
それはそれはもう、たくさん過ぎるほどの本があって、どれを選んだら良いのか迷うほど。
みんな「私を手に取って読んでみて!」と主張しているんじゃないかと錯覚するくらい、好奇心を刺激しまくってきます。
表紙を見て気になった本があったらすかさず手に取って読んでみる。
リアルな本屋だからこそできる芸当ですよね!
最近はネットで本を購入することがメインになってきましたが、興味本位でいろんな本を試し読みできるのが大型書店の最強のメリットではないでしょうか。
時代の流れでネットで簡単に本が買えるようになって、電子書籍が普及してきた今、街の本屋さんの需要は減ってきているのは仕方のないことかもしれません。
が、購入する前に実物の本を手に取って内容を確かめることのできる本屋さんの魅力は非常に大きなものです。できればまだまだ頑張って、閉店せずに継続してほしいなぁ。
ではまた!