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ICレコーダーをバイオリンの練習以外で使う場合に気をつけたいこと

自分の演奏の良し悪しを客観的に判断するために、録音するのはとても有効です。そんな時に便利なのがICレコーダー。でも、楽器の練習以外でICレコーダーを使う場合に注意したいことがあります。

職場の打ち合わせ内容を録音する場合の注意点

職場で業務上の打合せを取引先や同僚・上司と行う際、後で議事録を作るためにICレコーダーに録音すると便利です。それこそ、一語一句、すべての発言が音声記録として録音されますから、議事録に書き起こす際に、その場の雰囲気や発言者のニュアンスをリアルに再現でき、文字としてしっかり書き残すことができるのが最大のメリットです。

打合せ場所に書記のような記録専門の人をつけられれば必要ないかもしれませんが、少人数での打合せであれば発言を求められることもあるでしょう。そんな場合、自分の発言をメモに取りながら、というのも難しいですし、肝心なやり取りの部分を記録に残し損ねるおそれすらあります。

そんな時に、ICレコーダーを忍ばせておいて、録音しておけば、自分が発言する際にも話すことに集中できるようになります。助かりますよね。

ところで。

先日、職場の他部署の方々と打合せをする機会がありました。意見を出し合いながら議論が進んでいく中、向かい側の席の人の机上にICレコーダーらしきものがあることに気がついたのです。

気づいた瞬間、ドキッとしました。と同時に、何故か違和感を感じたのです。

この人はきっと、打合せの内容を最初からずっと録音していたんだ、「断りもなく勝手に!」

そんな思いが頭をよぎり、それまでどおり、気兼ねなく発言するのがなんとなくはばかられる気がしてしまいました。

打合せの内容をICレコーダーに録音する。そのこと自体は犯罪でもなんでもないはずです。録音することを宣告せず、断りもなく勝手に行ったとしても、違法ではないでしょう。

ですが、マナーとして、録音するなら最初に「録音しますね」の一言があった方が、気持ちよく打合せをす進めることができたのだと思います。

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