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「若いころの苦労は買ってでもしろ」とは言え、苦労して心の悲鳴が聞こえたら別の選択肢も考えてみましょう

こんにちは!ひでもんです。

会社に入りたての新入社員が叱咤激励されるときにアドバイスとして使われることもある、

若いころの苦労は買ってでもしろ。

最近でも言われることはあるんでしょうか。この格言。

確かに若いころは仕事の右も左もわからない状態で、自分で苦労しながら考えて努力して仕事を覚えていく過程はとっても重要だと思います。

日常の業務を進める中で試行錯誤を繰り返しながら、困難にぶつかっては道を切り開いていくノウハウや根性を若いうちに養っていく。

失敗をすることがあるかもしれません。が、その失敗を克服する気力・能力を身に着けて、会社員として成長していく。

そうすれば年齢を重ねていずれ中堅社員、管理職、と会社内の昇進レールを進んでいく上で、会社のために役に立つ有能な社員、なくてはならない人材として活躍することも夢ではなくなるでしょう。たいていは。

ただ、私は、若いころに苦労することの意義は他にもあると考えます。それは、

若いころに苦労してみて、挫折したら別の道を選ぶ

ということ。

若いころは何が自分の夢なのかよくわからない、決められないという人も多いはず。

私自身も、就職するときには子供のころからの夢とは全く別の業種を選んだこともあって、就職先や業種に対する愛情というか情熱のようなものは希薄だったのです。(ごめんなさい。)

それでもせっかく就職した会社なので、とにかく自分ができることは精いっぱいやってみよう!という意気込みが少しはありました。

少しの意気込みで仕事に励みはするのですが、いろんな障害が立ちはだかってきます。

周りの先輩に助けてもらったりすることもあれば、別の先輩が新たな障害となったりすることもあり・・・

なんとかかんとか仕事を苦労しながら進めるものの、憔悴感と精神的な疲労だけがどんどん積み重なっていくだけの毎日を送っていたのです。

その障害を乗り越えていたら、きっと私は今でもその会社ではりきって働いていたかもしれません。

が、現実には無理でした。

「これ以上この会社にいたら死んでしまう!」

という恐怖感のようなものが心の中に芽生えてきて、どんどん成長していったのです。

私はその会社を退職しました。

次の就職先を見つける前に、とにかく辞めたのです。

今考えると、当時の選択は大正解でした。

あのままあの会社で苦労しつづけていたら、私はきっと心か身体、もしくは両方の病に倒れていたに違いない、そう思います。

若いうちに苦労をするのは賛成です。

でも、自分のなかの声にも耳を傾けて、もしも悲鳴が聞こえるようだったら迷わず、別の道を選択することも検討してみることをオススメします。

これは特に若い若くないは関係ないことかもしれません。

ではまた!

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